今日も一日お疲れさまでした。
ここで少しでも、ほっと一息つける時間になったら嬉しいです。
今回は 「落ち込んだときにやってはいけないこと」 についてお話しします。
誰でも気分が沈む日はありますよね。
仕事でミスをしたり、思い通りにいかなかったり、「あの人に嫌われたかもしれない」と不安になったり。
僕自身もどちらかというと落ち込みやすい性格で、
「今日なんかやっちゃったかな…」と気分が下がることはよくあります。
でも実は、落ち込んだときに“つい考えてしまうこと”の中には、回復を遅らせてしまうものがあるんです。
今回はその「逆効果になりやすいこと」を3つ紹介しつつ、代わりにどうすれば気持ちが回復しやすくなるのかも一緒にまとめます。
1. 自分を責め続ける
落ち込んだときにやりがちなのが、
「自分が悪い」「自分はダメだ」と、ずっと自分を責め続けてしまうことです。
たとえば仕事でミスしたときに、
- 「自分なんかダメだ」
- 「もうこの会社にいる必要がない」
こんなふうに思ってしまうこと、ありませんか?
でも、ここで一つ大事なのは、
“ミスした出来事”と“自分の価値”は別もの だということです。
ミスをしたのは事実でも、それがあなたの価値を下げる理由にはなりません。
「ミス=自分がダメ」ではなく、「ミス=改善できる行動があった」というだけです。
回復のためにやるべきこと
自分を責める代わりに、行動だけを振り返ることを意識してみてください。
- 何が原因だったのか
- 次に同じことを防ぐにはどうしたらいいか
「なんでダメなんだろう…」ではなく、
“次にどうするか” に視点を向ける。これが回復を早めてくれます。
2. 無理にポジティブになろうとする
落ち込んでいるときほど、
- 「落ち込んでちゃダメだ」
- 「元気出さなきゃ」
- 「明るく振る舞わなきゃ」
と、無理にポジティブになろうとしてしまうことがあります。
一見よさそうに聞こえるんですが、これも実は逆効果になりやすいです。
気持ちが追いついていないのに無理やり前を向こうとすると、
「できない自分」にさらにガッカリして、余計に落ち込みが深くなることがあります。
回復のためにやるべきこと
代わりに大切なのは、
落ち込んでいる自分をそのまま認めてあげること です。
落ち込むのは悪いことではありません。
人には感情があるので、元気な日もあれば沈む日もあって当然です。
- 「今はちょっと疲れてるんだね」
- 「落ち込むのも自然な感情だよね」
こうやって受け止めてあげるだけでも、心は少しずつ軽くなっていきます。
3. 一人で抱え込む
落ち込んだときに「誰にも言わないでおこう」と、一人で抱え込んでしまうこともありますよね。
落ち込んだ姿を見られたくない。
励まされるのが恥ずかしい。
迷惑をかけたくない。
その気持ちもすごく分かります。
でも一人でいると、ネガティブな考えが頭の中で回り続けやすくなります。
落ち込んだ気分のまま、さらに落ち込む材料を探してしまうような状態になりやすいんです。
回復のためにやるべきこと
だからこそ、誰かに話すことがとても大切です。
人は本来、気持ちを分かち合うことで安心できる生き物です。
誰かに理解してもらうだけで、「自分は一人じゃない」と感じられるようになります。
もし話せる人がいるなら、たった一人でもいいので頼ってみてください。
そして、もし「どうしても誰にも話せない」という場合は、
ノートに書くだけでも効果があります。
頭の中のモヤモヤを言葉にして外に出すだけで、気持ちが整理されていきます。
まとめ:落ち込むことは自然。大事なのは“回復の仕方”
落ち込むのは自然なことです。誰にでもあります。
大事なのは、「落ち込んだ自分をダメだと決めつけないこと」です。
落ち込んだときは、次の3つを思い出してください。
- 自分を責めるのではなく、行動だけを振り返る
- 無理に元気を出すより、落ち込んでいる自分を認める
- 一人で抱え込まず、誰かに話す(難しければ書く)
もし今、気分が落ちているなら、今日できる小さなことからで大丈夫です。
あなたの気持ちが少しでも回復していくことを願っています。


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