今日も一日お疲れさまでした。
ここで一息、ほっとしてもらえたら嬉しいです。
今回のテーマは、「返答に困ったとき、どうしたらいいか」。
誰かに話しかけられたときに、
- 気の利いたことが言えなかった
- 「今の返し、正解は何だったんだろう…」と後から悩む
- うまく言えず、愛想笑いで終わってしまった
こんな経験、ありませんか?
僕自身もまさにそうで、会話のあとに
「今の一言でよかったのかな」「何て返せばよかったんだろう」
と考え込んでしまうことがよくありました。
そしてその積み重ねが原因で、
「会話が苦手」「人と話すのが怖い」
という苦手意識につながってしまうこともあります。
だから今回は、返答に困らず会話を続けるコツについてお話しします。
結論:気の利いた一言なんて、会話にいらない
いきなり結論なんですが、
気の利いた一言は、会話に必要ありません。
「いい返しをしなきゃ」
「気の利いたことを言わなきゃ」
この考え方を、今日から手放していいと思います。
それが結果的に、会話をラクにしてくれます。
なぜなら、相手は“正解”を求めていないから
会話って、「学びのある一言が言えたら成功」みたいなイメージがあるかもしれません。
でも実際、仲のいい友達と話すときってどうでしょう。
気の利いた言葉を連発してますか?
たぶん、そんなことはないと思います。
多くの場合は、
- たわいもない話をして
- 笑い合って
- なんとなく気持ちが軽くなる
それだけで十分「いい会話」です。
たまに、心に刺さる言葉や助けになる一言が出ることもある。
でも、それって9割の会話では起きていない。
それでも「会話が楽しくなかった」とは思わないはずです。
むしろ、気の利いたことばかり言われると
こちらがしんどくなることすらあります。
だからこそ、会話で大切なのは
“正解を言うこと”ではなく、リラックスしてその場を楽しむこと。
じゃあ、返答に困ったらどうする?
とはいえ、会話中に
- 何を話せばいいかわからない
- 盛り上げないといけない気がする
- 手持ち無沙汰になる
こういう瞬間はありますよね。
そんなときのおすすめは、これです。
「話す」ではなく「聴く」を意識する
返答に困ったら、
何を言うかではなく、何を聴くかに意識を向けてみてください。
僕はこれを意識するようになってから、会話が本当にラクになりました。
以前は、
「何を話題にすればいい?」
「どんな言葉を返せばいい?」
と、自分で自分をしんどくさせていたんですよね。
でも、気持ちを切り替えて
「あなたの話、もっと聞かせてください」
という姿勢にすると、一気に会話が楽になります。
人は“話したい生き物”だから、会話は回り出す
会話がうまくいったと感じるのって、たいてい
- 自分がたくさん話せたとき
- 相手が自分の話をよく聞いてくれたとき
だったりします。
つまり、人は基本的に話したいんです。
だからこちらが聞き役に回って、
- 「それでどうなったんですか?」
- 「その後どうなったんですか?」
- 「もう少し詳しく聞かせて」
こんなふうに先を促すだけで、相手はどんどん話してくれます。
あとは、相づちを打ったり、うなずいたりするだけでも
会話って自然に盛り上がっていきます。
「話す:聴く=5:5」くらいでちょうどいい
もちろん、ずっと聞く側でいる必要もありません。
あなたが話してもいいんです。
ただ、意識としては
話すのも5分、聞くのも5分くらいのイメージを持っておくと、会話がすごく楽になります。
会話って、2人で作るものです。
自分ひとりが頑張らなくていい。
沈黙があっても普通。会話にも「息継ぎ」が必要
会話中に沈黙があると、気まずく感じてしまうかもしれません。
でも、沈黙が訪れるのは当たり前です。
マラソンだって、42.195kmを走るなら
ペース配分が必要だし、水分補給や息継ぎが必要ですよね。
ずっと走り続けることはできません。
会話も同じです。
ずっと話し続ける必要はないし、沈黙は“自然な間”です。
まとめ:正解を探すより、「聴く」に切り替えよう
返答に困ったときは、
- 気の利いた一言を言おうとしない
- 正解を探さない
- 「何を聴こう?」に意識を向ける
- 2人で空間を楽しむ
これだけで、会話はかなりラクになります。
「何か言わなきゃ」と悩んでしまう人ほど、
“相手のことを知りたい”という気持ちを大切にしてみてください。
そのほうがずっと自然で、温かい会話になります。


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